「社長、そろそろおたくも許可取ってくれない?」
最近、元請けからこんな風に言われていませんか? そのたびに、「ウチは500万未満の工事ばかりだから、法律上はいらないでしょ」「面倒だからまた今度」と後回しにしているなら、少し危険です。
そのまま放置していると、ある日突然、仕事がすべてストップする可能性があります。
なぜか? 元請けが求めているのは、「法律のルール」ではなく「自分たちの安心」だからです。
万博以降、大阪の建設業界はコンプライアンス(法令順守)がとにかく厳しくなっています。 元請けにとって、国のお墨付き(許可)を持たない業者を現場に入れるのは、トラブルが起きた時のリスクでしかありません。
「何かあったら、ウチ(元請け)の責任になる」
だからこそ、どれだけ腕が良くても、付き合いが長くても、「許可のない会社」から順番に現場を外されていきます。ルールが変わったのです。
「じゃあ、いよいよマズくなったら取ればいいや」 実は、これが一番の落とし穴です。
建設業許可は、書類を出して明日もらえるものではありません。 お金、人、過去の実績を厳しくチェックされ、準備から許可が下りるまで「数ヶ月」かかるのが当たり前です。
元請けから「来月から許可がないと現場には入れないよ」と最終通告を受けてから慌てて動いても、絶対に間に合いません。 結果として取引が停止になり、黒字なのに事実上の倒産に追い込まれる。そんな会社をいくつも見てきました。
「500万未満だから不要」という感覚は、今の現場ではもう通用しません。
とはいえ、「そもそも今のウチの会社で許可が取れるのか?」が分からないと、動きようがありませんよね。
まずは、貴社が今すぐ許可を取れる状態なのか、何が足りないのかを確認することから始めてみてください。 手遅れになって元請けから切られてしまう前に、一度、今の状況をお聞かせください。